幼稚園からのご挨拶と教育方針
幼稚園からのご挨拶
つくし幼稚園のホームページにお越しいただきまして、誠にありがとうございます。
私どもは、子どもたち一人ひとりの健やかな成長を願い、日々の教育活動に取り組んでおります。
当園の教育理念は「自分で考え、自分で行動できる子に」です。
この理念のもと、主体的に学び、挑戦し続ける力を育むことをとても大切にしています。
子どもたちが自ら興味や関心を持ち、
それを深めていく過程でこそ、
自信や自己肯定感が育まれると考えています。
つくし幼稚園では、子どもたちの体・心・脳の発達を促すために、
自然の中で学びの喜びを感じられる環境を整え、
さまざまな遊びや活動を取り入れています。
広い園庭での外遊びをはじめ、
毎朝担任の先生のピアノに合わせて行う
斎藤公子の「さくら・さくらんぼリズム遊び」
「創作活動」「楽器あそび」「自然観察」「こども体育」「英語」「キッズヨガ」「描画」
「ピアジェ理論に基づく教材活動」
「上田宗箇流茶道教室(年長)」「囲碁(年長)」
「学研の先生による月一回のかがくタイム(年長)」など、多様な経験を通して子どもたちの脳や五感を豊かに刺激し、発達に必要な要素が年間を通して無理なく積み重なるよう取り組んでいます。
また、広々とした運動場や保育室は、
自然に恵まれた清々しい空気が通り抜ける
開放的な空間となっております。
子どもたちが思いきり体を動かし、
のびのびと遊ぶことのできる環境を整えることで、
心身の発達はもちろん、協調性や社会性、意欲も育まれます。
開放的でおいしい空気の中での遊びや運動、学びの時間は、子どもたちの心の安定やストレスの軽減にもつながります。
さらに当園では、「スキャモンの発達曲線」に示されるように、
6歳ごろまでが神経型(脳・脊髄・感覚器)の発達が
特に重要な時期であると捉え、
論理的思考を育むためのピアジェ理論に基づく
「幼年教育出版」の教材活動にも力を入れています。
ピアジェ理論は、子どもは大人から知識をただ教えられるのではなく、
自分で具体物にかかわり、試行錯誤をしながら
「自分の頭で考えて」世界をつくり上げていくという
考え方を大切にしています。
教材を使ったこの活動では、文字、ことば、数や量、
形や規則性など、身のまわりのふしぎに出会い、
自分の手と目と頭を総動員して考える経験を
重ねていきます。
大人が正解を急いで教えるのではなく、
子ども自身が「どうしてだろう」「こうかな?」と、見通しを持って試したり、
仲間と意見を出し合ったりすることを大切にしています。
朝のご挨拶・お当番活動の後に行う
毎朝約40分間の斎藤公子の「さくら・さくらんぼリズム遊び」で育んでいる
からだの感覚や集中力と、
この教材活動で育つ考える力が結びつくよう、
「動」と「静」の両面から体と心と頭脳の発達を支えることをねらいとして取り組んでいます。
幼児期ならではの遊びと学びが自然につながるよう、
一人ひとりのペースを大切にしながら進めております。
自然豊かな環境の中での遊びと運動、
論理的思考を育む教材活動などを組み合わせることで、
単に知識や技能を身につけるだけではなく、
子どもたちの心身の健やかな成長を促し、
人格形成や自律性の基盤を育てる幼児期の教育と
環境づくりに注力しています。
「自分で考え、自分で行動できる子に」導けるよう、
充実した毎日を準備し、
「生きる力」の礎となるよう、日々取り組んでおります。
斎藤公子🌸の「さくら・さくらんぼリズム遊び」
つくし幼稚園では毎朝、担任の先生のピアノに合わせて約40分間、「さくら・さくらんぼリズム遊び」に取り組んでおります。
このリズム遊びは、スキャモンの成長曲線に見られるように、
乳幼児期に大きく伸びる神経系の発達に注目し、
特に中枢神経に順序よく、系統立てて働きかけていくことを特徴としています。
抒情的な歌やわらべ歌、童謡などに合わせて、
歌いながら全身を動かす遊びも多くあります。
這う、歩く、走る、跳ぶ、転がる、ぶら下がる、支えるなど、
人間の基本的な動きを毎日くり返し経験することで、
体幹や姿勢、バランス感覚といった「身体の土台」が育つのはもちろんのこと、
歌詞を口ずさみながら体を動かすことで、
二つのことを同時に行う経験が自然に積み重なっていきます。
こうした活動を通して、リズムを感じる力、
イメージを膨らませる力、
集中力や注意を向け続ける力など、
体と心だけではなく、脳を中心とした神経系の発達にも良い効果が期待できるとされています。
「さくら・さくらんぼリズム遊び」では、
まず体をゆるめる動きから始まり、
少しずつダイナミックな動きへと進んでいきます。
つくし幼稚園では、この流れを大切にしながら、
朝のご挨拶・お当番活動の後に毎朝40分間、
担任の先生とみんなで楽しみながら取り組んでおります。
体を通してリズムやことばを味わう毎日の積み重ねが、情緒を豊かに育て、
自分の思いや考えを表現することを楽しむ心にも
つながっていきます。
🌸この「さくら・さくらんぼリズム遊び」を考案された故・斎藤公子先生は、
現在のお茶の水女子大学の前身である
東京女子高等師範学校保育実習科を卒業後、
保育の現場で子どもたちと向き合いながら、
生活と遊びを中心に据えた保育実践と研究を
重ねてこられた方です。
筋肉や骨格だけではなく、
神経系の発達を促すことを目指されたその歩みは、
今も多くの保育実践に影響を与え続けています。
発達心理学者ピアジェの理論に基づく教材活動について
つくし幼稚園では、子どもたち一人ひとりの成長と好奇心を大切にしながら、
思考力や理解力を育む教育活動を行っております。
その中核の一つが「ピアジェ理論に基づく教材活動」です。
これは、スイスの発達心理学者ジャン・ピアジェの理論に根ざした教育方法で、
子どもたちが自ら手指や目を動かし、試行錯誤を重ねながら学ぶことを通して、
論理的に考える力や問題解決能力を育てることを目的としています。
論理的思考の土台は、生きていくうえでとても大切な力であると当園では捉えています。
ピアジェ理論とは何か
ピアジェ理論は、子どもたちの認知発達を理解するうえで、重要な枠組みです。
子どもは大人から知識をただ教えられるのではなく、自分で具体物にかかわり、周囲の世界との相互作用を通して
知識を「つくり上げていく」と考えます。
ピアジェは「感覚運動期」「前操作期」「具体的操作期」「形式的操作期」という四つの発達段階を示し、
それぞれの段階に応じた環境や教材の提供が大切であることを明らかにしました。
教材活動の特徴
当園では、「幼年教育出版」が作成した
ピアジェ理論に基づく教材を用い、
子どもたちの発達段階に合わせた「もじ・ことば」「はじめてのかず」などの活動を取り入れています。
これらの教材は、ことば、数や量、形や規則性といった
身近な「ふしぎ」に出会えるよう工夫されており、
実生活に密着したお話を通して、
子どもたちが自然に学びへ向かえる内容になっています。
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自分で考える学び
自分の手指と目、頭を総動員して考える経験を重ねていきます。
大人が正解を急いで教えるのではなく、
子ども自身が「どうしてだろう」「こうかな?」と
見通しを持って試してみることを大切にしています。 -
友だちと学び合う時間
友だちと意見を出し合ったり、考えを聞き合ったりすることで、
自分とは違う見方に触れながら、
考えを深める経験につながります。 -
遊びながら育つ感性
自分の手指で教材を操作し、
遊びながら考え、学び、知る喜びを味わうことで、
五感が刺激され、好奇心や感動、
豊かな感受性の発達にもつながっていきます。
文字が読める、書けるといった速さを競うのではなく、
一人ひとりの育ちのペースを大切にしながら、
幼稚園の教育活動の一つとして取り組んでいます。